念願の関東1部リーグ優勝
12月16日に開催されたSuperSportsXEBIO 第19回関東フットサルリーグ1部の最終節を勝利で締めくくり、クラブ創設史上初となるリーグ優勝を飾る事ができました!
2000年に設立されたロンドリーナは、2003年にトーナメント方式の全日本フットサル選手権を制した実績があり、古くからのフットサルファンに"1発勝負に強いロンドリーナ"の印象を今だに残しています。
なので、1シーズン通したリーグでの優勝には基盤の築きを証明する大変嬉しい結果を得た事になります。
ですが、クラブ創設から17年もの時間の経過には色々な事情があります。
ご存知の方もいるかと思いますが、2007年のFリーグ発足に伴い、それまで神奈川県を活動拠点としていたロンドリーナは、湘南ベルマーレへ移管する形でFリーグ参戦を選択しました。
ロンドリーナのレギュラー組は湘南ベルマーレフットサルクラブとして活動する事になり、それ以外の選手はサテライト組織P.S.T.C.LONDRINAとして再出発をする事になります。
再出発にはいくつか物理的な条件があり、所属リーグは今までの関東リーグではなく神奈川県リーグに一気に降格する事を余儀なくされました。
よりレベルの高い試合を望む選手たちには大変厳しいものがあったのも事実です。
また、Fリーグという場には、"プロ"を目指し、生活や人生に退路を断つ"決断が必要になると共に、実力に頭打ちが来ると契約満了という仕組みが必要ですし、サテライト組織のロンドリーナも例外ではありませんでした。
過渡期という表現がとても当てはまる時期でした。
所属選手が5,6名になり、県リーグでフィールドプレーヤーがGKをやらざるを得ない試合もありました。
ですが、折れない精神で指導に立ち向かった伊久間監督をはじめ、湘南ベルマーレ奥村監督、阿久津テクニカルダイレクター、そしてここ数年は横澤コーチの尽力もあり、神奈川県リーグ2部から1部へ、関東リーグ2部への入れ替え戦では何度も負けましたが、数年かけ昇格し、この度1部リーグで優勝したわけです。
そして、サテライト組織機能としてもこの10年間で20名以上湘南ベルマーレへ選手を昇格させています。
今の所属選手に優勝のお祝いを伝えると共に、過去にロンドリーナでプレーし、今あるクラブの基盤を作ってくれた選手たちに感謝したいと思います。
*小田原出身のNO.3佐藤玲惟がベスト5と得点王を獲得し、伊久間監督が最優秀監督賞を受賞しました。
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