拡大路線
明けまして おめでとうございます。
2018年も皆様にとって幸せな1年となる事をお祈りすると共に、感動と成長を共有できる事を願っております。
毎年1月3日に開催される初蹴りイベントから活動が始まりました。
ロンドリーナ設立以来、大切に受け継がれてきたこのイベントは、クラブ各カテゴリー選手/スタッフと、クラブを応援頂く方々との交流を目的とされています。
新年最初のミーティングは、歴史を紐解くところから始まります。
遡る事18年前、選手一人一人が知り合いや仲間に声をかけ、ロンドリーナの活動を知ってもらい、応援や支援につなげる為に生み出されたのが、この初蹴りイベントです。
なので自分たちが楽しみ、活き活きとした姿を見てもらう事と、ホスト役としてファンやサポーターに楽しんでもらう事と、両方のバランスが必要だという話を子供達にもトップ選手にも共有します。
フットサルやサッカー界では"ボールが共通言語"という表現を使うことがありますが、まさにその通りで、試合が始まればキャリアや性別、年齢などの垣根はあっという間に無くなり楽しい時間だけが流れます。
今年目に止まった事の一つがOBの存在でしょうか。
ジュニアユースに関しては、7期生までがOBとなっていて、1期生は大学4年生の年代になります。
彼らがいつでも帰ってこられる場所や存在であり続けたいですし、彼ら自身にもクラブの発展に尽力してほしいとも思います。
彼らの目に映るロンドリーナはどんなクラブなのでしょうか。
イベント終了後にスタッフで行われたミーティングで1つの議題が上がりました。
年々規模が拡大していく事への対応。
人数やチーム数が増えることによる大会運営はさておき、やはり趣旨の伝達について。
環境が整い、物に溢れる世代に対して「昔はこうだった」「大変な思いをした」という話を淡々としたところで簡単に想いが引き継がれる事は難しいですし、一歩間違えると説教染みた武勇伝に聞こえてしまうかもしれないです。
何もない所に、穴埋めしようと闇雲に取り組めた我々世代は、ある意味楽だったのかもしれないです。
やらなければ無くなってしまうという事だけでモチベーションが維持できたからです。
これからの世代は、上の世代もいれば、下の世代もいて、引き継ぎながら創造していく難しさがあるのかもしれないです。
自分にはない経験を積んでいる彼らの力が必要ですし、教えてもらうことも沢山あります。
彼らとの協調が今後のクラブを形作っていくので、大切に付き合っていきたいと思います。
2018年もP.S.T.C.LONDRINAをよろしくお願いします。
事務局 佐藤伸也
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