2018年12月19日

ポジションと目線

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子供の試合に興奮した保護者が乱入してきた訳ではありません。

週末に開催されたSF親子フットサル大会での一幕です。

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選手とお父さんお母さんが一堂に集まりフットサルで対決するのですが、親子混合のチーム分けではなく、親は親、子は子でチームを編成するので親子対決が実現します。

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まぁ最終的には大人の配慮があって、子供同士が優勝を懸けて戦う雰囲気で盛り上がるんだろうなと思っていましたが、"プライドを懸けた戦い"というテーマを額面通り受け止めてくれた保護者チームおかげで、決勝に駒を進めたのは保護者の2チームとなりました。

会場に集まったメンバーはいつもと同じですが、キャスティングが真逆です。



ただ純粋にフットボールを楽しみ、仲間たちと過ごす時間が楽しすぎる大人の選手たち。

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家族をできる限り鼓舞する子供の観戦者と、鼓舞される大人の選手たち。

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失敗しないかと不安と心配の中、試合を見つめる子供の観戦者たち。

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もうやるしかねえ!と腹をくくって戦う大人の選手たちと、もはや祈ることしかできない子供の観戦者たち。

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全てやり切った充足感に浸る大人の選手たちと、自分の事のように喜びを爆発させる子供の観戦者たち。

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帰りの車の中や、晩御飯の食卓で、子供の観戦者は大人の選手たちに何て声をかけるのが良いと思いますか?

「頑張ったね!」とか「すごいプレーだったね!」、「また観に行きたいね!」とかだと思っています。




「他の選手の方がうまいね。もっと練習しなきゃね。」、「あそこでパスじゃなくてシュートの方が良かったね。」、「戦う気持ちが足りないんじゃない?」とか言われたらヘコみますよね。




ロンドリーナの保護者の方はクラブコンセプトを理解してくれています。保護者は保護者であって、コーチはコーチであって、選手は選手です。それぞれの目線を想像しリスペクトして、自分のポジションを全うしてくれる事が大切です。

ですが、これは簡単な事ではなく、コーチ陣が長年積み上げてきて、代々保護者間で受け継がれてきた関係性がそうさせているのだと思います。


これからも選手、保護者、クラブの三位一体でよろしくお願い致します。

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