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日曜日の快晴の中、SCNジュニアフットサルCUPが開催されました。
近隣のクラブチームや少年団を招いての交流フットサル大会です。将来子供たちが「あの大会で対戦したな。」なんて言いながら再会できたら最高ですね。
この大会を主催してくれているのは湘南ケーブルネットワークさん(通称:SCN)。ロンドリーナとの関係性はクラブのサポートカンパニーです。
スポーツクラブチームは、活動の資金を確保する為に"スポンサー"を募り資金補助を頂く文化があります。バルセロナFCに4年間で257億円を支払い楽天がスポンサーになったニュースを見て度肝を抜かれましたが、投下資金を確実に回収できる広告効果をもたらすとの事で2度ビックリしました。
少し規模は小さくなりますがJリーグも同様の仕組みが基本となっていて、社名の露出機会の多さでスポンサー料の額が定められています。
もっと規模は小さくなりますがロンドリーナも長らく同様の取り組みを行い"スポンサー"企業の多大なるご支援を頂きながら活動してまいりました。
2年ほど前にふと思い立ち、資金援助や広告効果中心の"スポンサー"取引ではなく、もっと根本的な理解を深めて、一緒になってクラブを作り上げてくれるような関係性の方が良いのでは?と、スポンサー制度を廃止して"サポートカンパニー"制度を立ち上げました。
ウェアに社名を掲出させ、資金補助を頂くという着地点は変わらないのですが、広告効果をセールスするのではなく、クラブの理念だったりポリシーへの共感をセールスする事にしました。
応援者ではなく、当事者を募る事にした訳です。
この考えに一番最初に共感してくれたのがSCNさんです。
一緒にクラブ作りを行うので、フットサル番組を一緒になって作ります。
一緒にクラブ作りを行うので、一緒に地域の盆踊り大会も開催します。
一緒にクラブ作りを行う上で大切な絆を深める為に、一緒にマラソン走ったり、お酒を飲みながら語り合ったり、ただただ肩を組んだりもします。
当事者の証としてウェアに社名を載せるのです。クラブ名が掲出されているのと一緒です。
これからの時代は上下や横の関係ではなく、当事者としていくつの事柄に関わるのかに価値が出てくると思います。
ロンドリーナは多くの当事者に囲まれながら活動しています。
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