伝えられる
スクール生の蹴り納めが開催されました。
各校に分かれた対抗戦は連帯感、団結力が生まれ、とても熱い雰囲気が流れていました。
また、普段は会うことのない他会場のスクール生同士で新しい出会いもあり、同じエンブレムで活動する仲間との絆が芽生えてくれると嬉しいですね。
スクール生蹴り納めイベントは、湘南ベルマーレの久光重貴選手が行うフットサルリボン活動の支援事業として参加費を活動資金として寄付させてもらっています。
ご存知の方も多いと思いますが、久光選手は2013年に肺がんが発覚し、現在でも闘病生活を続けています。
彼自身の闘病とは薬の投与や健康維持にとどまらず、Fリーガーとしてプレーを継続し、生きる力や生命の感謝を身をもって伝える事、そういう生き方とも闘っています。
その中でフットサルリボンは、がんの啓発や小児がん患者の支援として慰問を行う事をメインに活動しています。
クラブとしても私個人としても、久光選手とフットサルリボンを多くの方々に知って欲しいと強く願っています。
開会式で久光選手から子供達へメッセージを送ってもらいました。
楽しく煌びやかなスポーツの場において、生と死が織り混ざったメッセージは子供にとって刺激的かもしれないですが、今ある環境への感謝や、物事に対して真摯に全力で取り組む大切さなど、彼だからこそ伝えられる言葉に、真剣な眼差しで聞き入る子供達の姿を見ると、価値ある時間だったと確信できます。
先日ジュニアユースの試合会場に、今年から静岡学園に進学しているOBが訪れ、後輩たちに"鍛えて頂いている感謝"の言葉を残していったとの事です。
ロンドリーナは指導現場ではなく、教育現場であるべきだと考えています。
練習や試合の前後にコーチからメッセージが送られます。
久光選手と同じように、今ある環境への感謝や、物事に対して真摯に全力で取り組む大切さなどを何度も何度も送ります。
子供達にも、自身の経験を仲間に伝えられる人になって欲しいです。
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