2018年1月22日

ファーストキャリア

今シーズンのFリーグで嬉しいニュースがもう一つ加わりました。

フェアプレー賞の受賞です。

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これは子供達の手本となり、憧れの存在でいるべきトップチームの選手にとって、大変栄誉な事だと思います。単純にラフプレーが少なかったり、反則やカードのポイントだけで受賞したのではないと思います。

湘南の選手は審判のことを「何々さん」と名前で呼ぶ習慣があります。他のクラブのほとんどの選手は「レフリー」か「審判」と呼んでいます。

どちらも正解だと思いますが、クラブとしてはどちらが信頼関係やリスペクトを持てるのかを考えて実行しています。



この週末も各カテゴリーで様々な活動が行われました。

サテライトは全日本選手権の関東大会に臨み、準決勝まで勝ち上がりました。

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来週行われる準決勝、決勝の結果次第で全国大会への出場が決まります。トップチームの湘南ベルマーレは予選免除の全国大会からの出場となります。
抽選次第でトップvsサテライトの兄弟対決が実現するかもしれないです。

練習環境や待遇など、あらゆる面で格差をつけられているサテライトチーム。
競争社会なので当たり前ですが、しっかりと下積みの活動をこなしている彼らの活躍を心から願っています。

できる限りのサポートはします。ですが自らの意思で苦難に挑戦し、勝ち取る事が後々の人生に活きて来るものだと思います。もっと上へ、もっと上への精神です。

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明日、元Jリーガーから、スクール事業立ち上げについて相談を受ける事になっています。
12月まではプロ選手で、1月からアマチュア選手にならざるを得ない状況になったとの事です。


以前、選手のセカンドキャリアについてブログで触れました。
ちょうどタイミング良く、海外の取り組みを取り上げる記事を目にしました。

セカンドキャリアの整備が急務だと論じられる事が多くなっています。まさにその通りですし、環境整備に携わりたいとも思っています。

ですが、スクール事業や、スポーツ施設整備のサポートをビジネスとして10年ほど経験していますが、環境だけの問題にするのは全く違っています。

セカンドキャリアに関して学んだり、考えたり、動いたりする選手は、今も昔もいますし、残念ながら、しない選手はチャンスを与えてもしないという現実があります。

サッカーの日本代表クラスの選手にも両方いることを知っていますし、アマチュアのフットサル選手も同じなので、活動の場や、今ある報酬などは関係ない様です。技術向上以外の"育ち"の違いだと思います。


ロンドリーナでは、セカンドキャリアの課題に巻き込まれる前に、ファーストキャリアの作り方に力を注ぎたいです。
戦績と同じ優先度で教育を積み重ねていきます。

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