2018年1月 6日

表面化されにくい選択肢

FC東京さん主催のフットサル交流戦に参加させて頂きました。

この大会は今年で3回目を数え、Jリーグ下部組織とFリーグ下部組織がフットサルを通じ、技術面、育成面での交流が目的となっています。

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ロンドリーナは優勝を飾りフットサルクラブとしての面目を保った形になりましたが、育成年代では結果よりも内容から得た経験は貴重なものだったと思います。

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話は変わりますが、いよいよ決勝を残すところとなった全国高校サッカー選手権大会がらみのニュースで、出身校別Jリーガー輩出ランキングというヘッドラインがありました。

その中で「高校サッカー部出身者とアカデミー出身者(Jリーグ下部組織)、どちらが大成するか」というワードがありました。



ネットやSNSが普及した今、あらゆる情報をキャッチできる環境が劇的に整い、上述で触れたように「サッカーかフットサルか」、「クラブか部活か」どれが正解なのかという発信があります。

当然、情報をキャッチした側は選択肢に揺さぶられるわけです。



実は、ある一定のレベル(知識や経験)を積んだ指導者や業界スタッフの人達は答えを持っているように思えます。

ざっくりした表現で腑に落ちないかもしれないですが、どれも正解要素を持っていて、肝心なのはその要素をどの年代でどの程度の強度を与えるかという事だと思います。

ドリブルなのか、フィジカルなのか、基礎技術、判断能力、理解度、これにメンタルや人間性などのオフザピッチの要素も加わってきます。

なので要素を習得すべき時期と強度を知らなければ、サッカーかフットサルか、クラブか部活かの選択肢はあまり意味がないのです。

もし選択肢で悩んだ際は、時期と強度に言及した説明をしてくれるクラブやチームをお薦めします。



データでの判断は好きな方なので、ぜひ小学校年代からの進路別Jリーガーランキングを解析してみたいです。
そうすると今まで表面化されにくかった選択肢が明確になると思います。


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