恩返し
将棋の藤井聡太六段が師匠の杉本七段と対局し勝利しました。
将棋の世界では弟子が師匠に勝つ事を"恩返し"と呼ぶそうです。何とも粋な表現ですね。
ジュニアユースの3年生はいよいよ卒団の時期を迎え、毎年恒例となっている卒団生vsコーチ陣の試合が行われました。
(私もフロントスタッフ枠で選出してもらっていますが)既存のコーチに加え、すでにクラブを離れた歴代のコーチも駆けつけてくれます。
コーチ陣も現役のFリーガーや元Jリーガーが大半を占めるので、なかなかの布陣です。
いわゆる"ガチンコ"の雰囲気で展開される試合ですが、改めて考えると嬉しい光景に気付きました。
数年前に同じ様に卒団試合で送り出した選手が時を経てコーチ陣として同じピッチに帰って来ている事です。
4月からは更に2名のOBコーチが加わり、子供の頃にこのクラブで魂を注入された人材6名が指導に当たることになります。
強いマインドを持った彼らには恩返しを受け始めています。
一般企業でもよく出るフレーズですが「経営者意識を持って業務に当たろう」と言いますが、要するに当事者マインドが組織を良い方向に進める絶対事項だと理解しています。
その期間ただ所属していただけでは残るものも少ないのではないか。
いつの時代もどんな組織も記憶に残る功績は、当事者マインドを持って取り組んだ人にだけ訪れている様に思えます。
卒団試合の結果は、恩返しとはなりませんでした。成長の余白を残した彼らにまだ負けるわけにはいきません。
俺自身がロンドリーナなんだという想いを持って卒団生には次のステージで取り組んで欲しいです。
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